入社エントリ
氷山の下に隠れた調理工程を、テクノロジーで解決したい
2023/01/10
SHARE
初めまして、新規事業プロジェクトに所属し、企画・マーケティング・店舗開発を担当しているJoeです。
わたくしは、元々、食や飲料・医薬品・包材等の業界における製造工場のクレームの適正化やファシリティマネジメント業務、また、スタートアップや食関連のフランチャイザーで企画・広報・バックオフィス業務を担当していました。
今回のブログでは、わたしがTechMagicに入社した理由や目指すことについてお話ししたいと思います。
TechMagic、食産業で生きることを決めた理由
TechMagicへジョインした理由は、ヴィジョンである「テクノロジーによる持続可能な食インフラ社会を実現する」に、ありていに言うと、将来性を感じた、未来を感じた為です。
何故、食業界で生きていこうと決めたか?世の中には、様々な○○業界が存在し、食業界・不動産業界・パチンコ業界・建設業界・アパレル・さむらい業・決済業界etc…、わたしの所属しただけでも多数の業界があります。人間の三大欲求といわれる、「睡眠欲」・「性欲」・「食欲」、この三つに関わる産業であれば、なくなることはないと、うっすらと思っておりました。
その中で、6年前、ひょんなことから、食産業に携わることになりました。携わってはじめてわかることが沢山あり、月並みな表現だと、非常に奥が深く、身を投じる価値があると思い、現在に至っております。
というのは、後付けの理由でして、前職で「ごはんが食卓に並ぶまで」というtwitterの投稿をみて、直感的に、これは、人生をかけて取り組む必要がある命題だと感じました。どのような投稿だったかと言いますと、ごはんが食卓に並ぶまでに、調理という行為は氷山の一角でしかなく、材料を買ったり、献立を考えたり、レシピを収集・記憶したり、隠れた工程がある、という内容でした。画像を見て、直感的に、これは取り組まないといけない課題だと感じました。
わたくし自身、前述の通り、工場の衛生管理という意味で食産業に携わったことがあり多少の知見はありましたが、食産業に変革をもたらすためには非常に狭義な知識だったと気付かされました。例えば、定食屋さんへ行き、定食を食べた場合、使われている食材のグラム単価があり、どの程度の利益率かわかる、このレベルが必要だと感じました。今まで、家賃や人件費から店の回転率を計算するまでは頭が回っておりましたが、やはり、食産業の売りである“食”そのものの単価を把握している必要があることに気付かされました。
目指す未来
現時点では、氷山の一角の図が変わり、調理のアイスバーグがより巨大になっているのではないかと、考えております。というのも、水面下の部分は、テクノロジーの進化でソリューションが複数出ており、調理の短縮できない部分がよりフォーカスされていると考えます。火を通す・下味をつける・仕上げる、どうしても短縮できない工程がある為、冷凍品を湯煎やレンチンで処理しない限り、この工程は短縮できないのが現実です。
この部分が調理であり、短縮すべきではないという考えがあると思いますが、ライフステージやライフスタイルによって、この工程を取り除くようなサービスが存在して良いのではないかと考えております。
人類を“調理”から解放する、テクノロジーで解決を出来るよう、粉骨砕身、全力で、最短の実現を目指します。