News Release
TechMagic開発の炒め調理ロボットを大阪王将西五反田店に本格導入
2023/09/29
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~熟練の職人のレシピを自動で再現する「I-Robo」を10月1日テスト稼働開始~
テクノロジーによる持続可能な食インフラの創造に取り組むTechMagic株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:白木裕士、以下 「TechMagic」)の開発した炒め調理ロボット「I-Robo」を、株式会社大阪王将(東京ヘッドオフィス:東京都品川区、代表取締役社長:植月 剛、以下「大阪王将」)が2023年10月1日(日)にリニューアルオープンする店舗「大阪王将 西五反田店」にてテスト稼働を開始いたします。
TechMagicが開発した調理ロボットI-Roboは、炒飯・野菜炒めなど、熟練の職人のレシピを自動で再現します。また、I-Roboは、液体調味料の自動供給機能をオプションで追加可能で、調味、攪拌、加熱、調理後のフライパンの洗浄といった一連の動作を自動化することができるロボットです。自動調理においては、メニューに応じて、加熱温度、加熱時間、鍋の回転スピード、回転方向を柔軟且つ適切に調整できます。このように、I-Roboの導入により、人手不足の課題に対し省人化を推進し、解決を目指します。
全国に344店舗1を展開する餃子専門店「大阪王将」は、“職人の技”と“元気なおもてなし”を大切にし、“おなかいっぱいの幸せ”を提供しております。今回、この職人クオリティの料理を再現する調理ロボットを導入することで、職人いらずの事業展開を目指すことで協業を決定しました。大阪王将で提供しているドリンクと餃子以外のグランドメニューのうち、天津飯以外の全ての炒め調理メニューがI-Roboで調理可能となります。また、従来であれば取り組むことが難しかった、お客様によってメニューをカスタマイズできる機能も、I-Roboの導入により叶えられます。
<株式会社大阪王将 代表取締役社長 植月 剛様 コメント>
現在の外食産業を取り巻く様々な経営課題を解決し、さらにワクワクするような食体験を提供したい。そんな思いの実現を模索したときに、TechMagic様との出会いがありました。私たちが目指すのは、職人の技術を調理ロボが再現するだけではなく、その先にある調理ロボだからできる食体験を創造していく事です。TechMagic様とともに新たな外食の価値を提供し続けたいと思います。
帝国データバンクが2023年7月に発表した「人手不足に対する企業の動向調査」2によれば、飲食店における非正社員の人手不足と感じる割合は83.5%に達しており、全業種中で唯一8割を超えています。パート・アルバイトが7割以上を占める飲食業界では、深刻な問題になっております。
※12023年8月末時点
※2 人手不足に対する企業の動向調査(2023年7月)-帝国データバンク
■大阪王将 西五反田店
所在地:東京都品川区西五反田1-24-4
営業時間:月~土/11:00~22:30(LO.22:00)
日・祝/11:00~21:30(LO.21:00)
■TechMagic株式会社 会社概要
社名: TechMagic株式会社
本社: 東京都江東区青海2‐5‐10 テレコムセンタービル西棟19階
設立: 2018年2月
代表者: 代表取締役社長 白木 裕士
URL: https://techmagic.co.jp/
TechMagicは「世界中に、調理・業務ロボットを提供する」ことをミッションとして、2018年2月に設立。食を取り巻く多くの企業が直面する人手不足を解消し、生産性の高い社会を実現するために、ハードウェアとソフトウェア両方の技術を高度に融合した各種プロダクトの企画、設計、製造、販売、保守を行っています。
■TechMagic株式会社 事業内容
1. 調理ロボット事業
主に大手飲食チェーン店の厨房内における一連の調理工程を、ハードウェアとソフトウェア両方の技術を高度に融合して自動化します。料理の味やおもてなし品質はそのままに、調理工程に付随する人件費を抑制し店舗生産性を高めます。業務軽減でなく、スタッフ一人単位の省人化を既存店舗でも導入可能なコンパクト且つ高効率なプロダクトで実現。顧客の用途に応じ、幅広い調理方法・提供プロセスに対応します。
2. 業務ロボット事業
セントラルキッチンや食品工場等で発生する、洗浄後の食器仕分け・不定形物を含む食品の定量盛り付け・食品加工・運搬等の単純作業をロボットにより自動化します。これにより、業務軽減と労務費用の削減だけでなく、施設業務全体のスループットを最大化し生産性向上に貢献します。
■本件に関するお問い合わせ
TechMagic株式会社 広報
pr@techmagic.co.jp